もくじ

江戸時代から200年以上続く和歌山の伝統的なみかん農家の新田農園さん。
ここでは、新田農園さんのこわだりや想いをご紹介石ます。

みかんに適した気候

紀伊半島の真ん中にある有田川町は、1年を通しても比較的温暖な気候でみかんの栽培に適しています。
また、有田川の良質な水を活用し、様々な野菜や果物を栽培しています。

特に、みかんを始めとした柑橘類は日本でも有数な産地でブランドにもなっています。

新田農園のこだわり

土づくりと石垣の特徴

土づくりはオーソドックスで木々の力を発揮できるように欠かさず肥料を散布しています。
決して散布しすぎず、木々やみかんの成長の手助けになるよう細心の注意を払って行っています。

石垣はみかん栽培に欠かすことのできない特徴があります。
水はけ、傾斜による日当たり、太陽光の暖かさを保つ役割があります。
そのため、余計な水分は流れ気温が大きく変化せず日光も確実に当てることができるため美味しいみかんができます。

木々の管理

折れている枝や虫食いの木を見つけたら、最優先に補修を行います。
枝の剪定や傷の保護作業を徹底的に行い健康な木を維持しています。
大変な作業ではありますが、人も木も同じ健康が一番!

石垣があり日当たりが確保できるとは言え、実や葉が多くあると日光が実に当たらず、色・香り・甘みがつきにくく美味しい有田みかんになりません。

実が大きくなる前に、木々に合った日当たりや風通しを考え摘果をおこないます。

もったいないように思いますが、美味しい有田みかんを作るには欠かせない作業です。

収穫時の徹底

まず直前に防腐剤を散布、そして一つ一つ気をつけて腐敗果を取り込まないようにしつつ、さらにその後の選果で複数人で張り付いて監視し、腐敗果の混入を最大限に避けています。
腐敗果の混入を避けることこそが最大のこだわりです。

昔から、腐ったみかんは周りのみかんも腐らせる。と言われてきました。
これは、カビが胞子やガスを出すため他のみかんにも移り腐っていきます。

最後の一つまで美味しく召し上がって頂きたいので、腐敗果の混入には十分気を付けています。

みかんだけじゃない!新田農園!!

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八朔

みかんに比べて酸味が強いです。大きいほど食べごたえと見栄えがあり良いとされているので、なるべく大きくなるように摘果と剪定を心がけています。
おすすめの食べ方はそのまま皮を向いて食べてください。
もちろんお菓子など調理してもらっても美味しいですが、革を向いてそのまま食べてもらうことが一番手っ取り早く、新鮮で美味しいです。

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デコポン

デコポンも同様に大きいほど良いとされていますが、その大きさにみかん以上の糖度が詰まった非常にお得な柑橘です。
革も向きやすく、みかんより大きく食べごたえがあり、その上で糖度もみかんより高いです。ぜひ、革を向いてそのまま食べてほしいです!

新田農園の想い

私達新田農園は7代200年以上に渡って和歌山で続くみかん農家です。
しかし、2021年まではインターネット販売など一切考えずに、共撰で出荷だけをしてきました。

そんな私達がインターネットサイトを作り、インターネットでの販売を始めたきっかけは、我が家にやってきた青い目の嫁、クリスティナのアドバイスにあります。

なんでこんなに美味しいのに、インターネットで売らないの?
その言葉をきっかけに、インターネットで農作物の販売に挑戦することになりました。
彼女は今も朝5時半に起きて畑仕事を手伝ってくれています。

そして、少しでも多くの方に我が家の、新田農園の果実を食べてほしいです。
厳しいお言葉をいただくこともあるかもしれませんが、これまで知人にみかんやデコポン、八朔を送るたびに嬉しい言葉をたくさん貰ってきました。そしてそれこそが何よりの励みになります。
自分が育てた果実を食べてもらった相手にうまい!と言わせること、それこそが農家冥利につきると思っております。また、決して買ってもらったことを後悔させることがあってはならないように、出荷前の選果を徹底し腐敗果の混入を避けます。基本的に10キロ単位で販売していきたいですが、万が一への保証として箱に詰め込めるだけ詰め込み、10キロより多く入れていきます。
買ってよかった、食べてよかった、そんな言葉を頂いていきたいです!

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