もくじ
山梨県の郷土料理「吉田のうどん」に使用する薬味「すりだね」を素材にこだわり独自に配合した「あじとうがらし」。
初めて知る方も多いと思いますので、TABEROSHIさんのこわだりや想いをご紹介します!
あじとうがらしとは?
山梨の郷土料理「吉田のうどん」
吉田のうどん(よしだのうどん)は、山梨県富士吉田市を中心として食べられている郷土料理のうどん。「日本一硬いうどん」とも呼ばれていたりします。
この地域一帯は、火山灰や溶岩により、水持ちの悪い土壌のために稲作が困難だった為、お米ではなく麦作が行われ、小麦を中心とした粉食料理が日常食とされていたと言われています。
江戸末期から昭和にかけて、女性が携わる養蚕や機織が主要となったことにより、忙しい女性に代わって、女性が機織りを止めずに食べられる昼食としてうどんを打ったと言われています。
男性の強い力で地粉をこねて、コシ、硬さ、太さに特徴を持つ吉田のうどんが生まれたと言われています。
あじとうがらしとは?どんな味?
吉田のうどん店には必ず「すりだね」という薬味が置いてあります。
これは赤唐辛子をベースに、ゴマや山椒を加えて油で炒めたもので、各店で同じものがないというほど、独自の調合で作られているのが特徴です。
あじとうからしは、そのすりだねとして使われていたものですが、亭主(私の両親)も同様にすりだねには拘り、他のお店とは違うオンリーワンのすりだねを目指し、試行錯誤の上完成させたものです。
色々な香辛料を入れることで、香りを増して楽しむ他店のすりだなに比べ、材料は限りなく最小限にお客様への愛情と時間をかけ丁寧に炒りあげるあじとうからしは、一味唐辛子本来の清涼感ある香りに加え、香ばしく、芳醇な香りがします。食べた直後ではなく、後からじわじわとピリピリ辛味を感じるのが特徴です。
シンプルが故に、食材を選ばず、また野菜の旨味がぎゅっと詰まったあじとうからしは、その食材の旨味をひき出して長和するので、いつもの野菜炒めもランクアップすること間違い無し❗️
あじとうがらしのこだわり
一味唐辛子の旨味を引き出す
あじとうがらしは唐辛子が原材料になります。
唐辛子が本来持つ旨味と香りを最大限引き出すため、
じっくりと時間をかけて炒り上げております。
この工程がとても重要で
「あじとうがらし」の土台になる旨味と香りになるので
丁寧に、かつ、時間をかけてゆっくりと引き出します。
企業秘密!な特別製法!!
特別製法にて、野菜の旨味がぎゅっと詰まった植物油を使用しています。
シンプルな材料と時間をかけた製法により、食材を選ばず使い勝手のいい薬味となり、また食材の旨味をひき出して調和する万能な調味料となります。
あじとうがらしの使い方
薬味として、いつでも手の届く食卓に。
また、食材の旨味を引き出す調味料としてご使用頂けます。
辛いものが食べたい時は多めに、辛いものが苦手な方でも辛味を感じない程度ご使用頂くと、いつものお料理が食材本来の旨味(こく)をまして、味わい深いものになります。
あじとうがらしの超絶料理
油揚げ餃子とマヨネーズディップレシピ公開!
TABEROSHIさん想い
両親が営むうどんで、悩みを抱えたお客様・嬉しいことがあったお客様、色々な方が来店しうどを楽しみ会話を楽しみ最後に暖簾をあげて出ていく時には笑顔で「ご馳走さま、また来るね!」と言って出ていくのを、何十年も見てきました。
その中でも、店自慢のあじとうがしは人気で、皆さん嬉しそうに持ち帰りどんな風に食べた、どんな調理に使ったどれだけの量を入れて食べれらようになったなどなど、お店で初めて会った方たちも意気投合し話しているのを見てきました。
その笑顔を見てもっと沢山の人達に知ってもらい、家族や友人との食卓に笑顔や楽しい会話が溢れてくれたら嬉しいな。という思いから販売を始めさせてもらいました。
先日試食会をした時も、皆さん聞いたことのない食べ物に興味津々!食べてみると、あら、わたしもっと辛いのいけるわよ、辛さよりも美味しいわぁーなとなど、たくさんの笑顔と嬉しいお言葉をもらい、とても楽しい二日間となりました。
両親が心を込めて作り上げたものを、また新たな形で引き継いで広がってくれたら嬉しい、そんな思いで日々努力させて頂いております。